2019年9月13日金曜日

75% マイコトキシン汚染<トウモロコシetc.由来>

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<2021/2/25 修正・追加 


最近の研究論文で、テストした穀物ベースのドライドッグフードサンプルの75%がマイコトキシンで汚染されていたことが判明しました。
この研究で使用されたサンプルは、ドッグフードの製造に関する米国のガイドラインに従って、5つの大手メーカーが製造した12種類のドライドッグフードのうち、9種類には少なくとも1種類の検出可能なマイコトキシンが含まれていました。
米国食品医薬品局(FDA)は、アフラトキシン、フモニシン、およびDONについて、規制値ではなく、ペットフードのガイダンス濃度を公開しています
この研究で検出された濃度は、10 ppmのガイダンス値を下回っていましたが、75%から検出可能な数値が出ました。
【出典・英文】

マイコトキシン (Mycotoxin)は、カビの二次代謝産物として産生される毒の総称です。
ヒトや家畜、ペットなどに対し急性もしくは慢性の生理的あるいは病理的障害を与える物質です。

最近では、コーングルテンミールなどのトウモロコシの穀物副産物、または大麦やオート麦などの全粒穀物に由来するふすまも、難消化性繊維源としてペットフードに一般的に追加されています。

フモニシン類

残念ながら、フード名は記載されていませんが、トウモロコシや小麦を使用しているフードか?・・・と思います。

ペットフードの成分のマイコトキシン汚染は、犬や猫の健康にとって深刻なリスクです。しかし、製造業者が高品質の穀物を使用することで軽減できるリスクです。

犬の拡張型心筋症(DCMの増大する問題の1つとしてグレインフリーフードに明確に関連していると思われる問題があります。
ペットフード業界では、穀物ベースのドッグフードへの切り替えを促す機会としてDCM問題の流行を利用しています。

ベルテでは、信頼できる情報の収集と、信頼できる製造会社の選別を心がけています。

さらに詳しい解説は、英文ですが、こちらを参照してください。

【メモ】