最近発表された症例報告では、犬の悪性肥満細胞腫瘍がケトジェニック代謝療法のみで完全に治癒したことが示されました。
— 4424ism (@4424ism) August 5, 2023
おやつは「生の大根」とのこと。 https://t.co/aFGGkZNJ86
肥満細胞腫瘍(ひまんさいぼうしゅよう)は、肥満細胞と呼ばれる細胞が腫瘍として増殖する疾患を指します。これは一般的に、皮膚や軟部組織に発生することが多いです。
肥満細胞は、アレルギー反応や炎症応答に関与する細胞であり、腫瘍が発生すると異常な増殖が起こることがあります。
これらの腫瘍は、多くの人気犬種(ブルドッグ、ボストン テリア、ボクサー、パグ、ラブラドール、ゴールデン レトリバー、コッカー スパニエル、シュナウザー、ビーグル、ワイマラナーなど)の胴体、四肢、足指の間でよく見られ、手術後に広がったり再発したりする可能性があります。
リンク先には、カロリーを制限し、炭水化物 を含まない、鶏肉と油脂を中心とした生ケトジェニック食で、肥満細胞腫瘍を治療した一例が書いてありました。
- 骨付き有機生鶏もも肉 ― 1 本 (150 Kcal)--- 脂肪26g:タンパク質36g
- 有機生鶏卵 ― 1 個 (54 Kcal)--- 脂肪1.5g:タンパク質6.0g
- LouAnaココナッツオイル ― 大さじ 1 杯 (14.3 g) (120 Kcal)---脂肪14.3g:たんぱく質0g
- 犬用グリズリー・スケトウダラ・オイル ― 小さじ 3 杯 (12.6 g) (120 Kcal)---脂肪12.6g:たんぱく質0g
そして1日2食の食間におやつとして中くらいの大きさの生の 大根 を1本与えたとのことです。
大根にはアミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼなどの 消化酵素 が多く含まれています。
犬のおやつに「大根」を与えても良いかどうか調べたことがあります。
その時は解答が見つからなかったのですが、X(Twitter)で見つけました。
治療目的ではなく、おやつで与えるわけですから、様子を見ながら少量から、フードの 10%未満 で与えてください。